迷ったときの電卓選び

事務の仕事でよく使う道具といえば、パソコンが一番に思い浮かぶかもしれません。
その点、電卓は、経理職以外では若干、影が薄い気がします。

しかし、電卓に愛着は付きもの……。パソコンが会社貸与である点に比べ、電卓は自前の「マイ電卓」という方が多いのではないでしょうか? また、壊れることもあまりなく、長年、使い続けることになります。

おすすめの電卓は、特にありません。人それぞれかと思っています。
ただ、電卓選びに迷ったときのポイントを、参考までに、個人的経験から記してみます。

・数字の画面が比較的、大きく見やすいか?
・画面の角度を調節できるか?(チルト機能)
・「0」「00」の位置が自分の感覚と合っているか?(=どのメーカーか?)
・資格試験を受けられる方にとっては、禁止されている機能がついていないか?
・何と言っても、一番は打ちやすさ

↓私が上記のポイントを元に選んだ電卓です。

宣伝するつもりはないのですが、カシオ製 JS-200Wです。
ネットで探したわけではなく、十年ほど前、量販店や文具店を巡った末にたどり着いたものです。なので、もっと良い電卓はあるかもしれません。
資格試験の勉強で苦楽を共にしてきた、思い出深い一品です。

と、ここまで書きながら何なのですが、上の電卓は、普段あまり使っていません。
真の愛用は、↓の電卓です。

カシオ製 NS-20TA。一見、上の電卓と同じように見えます。
しかし、比べてみると一目瞭然。
↓左がそれです。一回り小さく、ペンと背丈が同じくらいの手帳型タイプです。
※数字が薄く見えますが、実物はきちんと表示されます。


会計事務所勤務の時に貸与されていたものと同じものです。

この電卓の良さは、

・小さいサイズで、手に乗せながら計算できる
・「時間計算」の機能がついている

という点です。

画面の角度調節はできませんが、手に持ちながら向きを変えられるため、さほど不自由しません。
机に置いて使う際も、置き場所を取らないため、あまり邪魔にならずに助かります。

また、「時間計算」の機能は、勤怠時間の計算で使えますので、総務系の仕事には重宝します。

個人的には、キーの間隔の狭さに慣れてしまっているため、手放せずにいます。
結局は、自分にとって打ちやすいかどうか……。それが一番です。