素人が考える電卓機能
前回、電卓そのものに対して多少のこだわりを書きました。
しかし、私は電卓検定を受けたことがなく、プロというわけではありません。
電卓の機能について問われると、さっぱりです。
使いこなせているわけではありませんが、資格試験においても、実務においても、何とかなってきたというのが実情です。
だからといって、電卓は四則演算さえできればいいと言うつもりはありません。
職務内容によって、電卓のさまざまな機能を使いこなせたほうが便利という場合もあるでしょう。
ただ、素人の私からみて、最低限、押さえておくと役立つかなと思える機能が2つあります。
それは、「メモリー計算」と「時間計算」です。
わざわざ説明するのもおこがましいのですが、それぞれについて、使い方を簡単に記してみようと思います。
今回は、メモリー機能を取り上げます。
メモリー機能は、小計の算出が必要な場合に便利です。
※以下、カシオ製の電卓を使って説明しております。
メーカー・機種等により、キーや手順が異なることがありますので、ご了承ください。
①電卓のメモリー機能<基礎編>
以下の表において、商品ごとの小計と、全部の合計を、メモリー機能を使って、一息に計算してみます。
黄色の箇所に計算結果を埋めていく感じです。

【電卓の手順】

※「MR」キーが「RM」キーで表示される機種もあります。
【結果】

◆終わったら、メモリーをクリアしておきます。使うキーは「MC」です(機種による)。
②電卓のメモリー機能<やや応用編>
「応用」と言い切れるか分からないため、控えめにしています。
次は、簿記検定でおなじみ、売上原価や売上総利益の計算です。
売上原価の数式は、期首商品棚卸高+当期商品仕入高-期末商品棚卸高で表されます。

【電卓の手順】

【結果】
