簿記の基本⑦ 5グループと借方・貸方
前回、取り上げました試算表です。
![](https://kaede-sup.com/wp-content/uploads/2023/06/b7619551558a20332d0cbe4e46984220.png)
この上半分(①資産 ②負債 ③純資産)は、貸借対照表の項目です。
①資産の残高は左側、②負債と③純資産の残高はそれぞれ右側に来ています。
簡単に表すと、このような感じです。
![](https://kaede-sup.com/wp-content/uploads/2023/06/a38ae5c86eed513efba46acfeb267909.png)
試算表の下半分には損益計算書の項目が記載されています。
④収益は右、⑤費用は左に来ています。
貸借対照表の項目が左と右に分かれるように、損益計算書の項目も同じように左右に分かれます。
![](https://kaede-sup.com/wp-content/uploads/2023/06/df830c9d73d0964963e70f46feb1674a.png)
まとめると、原則的に……
資産・費用は左(借方)
負債・純資産・収益は右(貸方)
となります。
この左右(借方・貸方)の分類というのは、仕訳をしていくうえで、とても重要になってきます。
このルールを覚えておくのが、まず大事です。